安全・安心への取組み

東京国際フォーラムは開館以来、「安全・安心の確保は絶対的な使命」との認識のもと、事業を展開しています。
大規模集客施設として様々な事象を想定し、事故・災害等の発生の予防に努めるとともに、危機管理委員会を組織し防火防災・防犯管理全般を指導・実践しています。
また、当館にご来館いただくお客様の安全・安心の確保はもちろんのこと、東京都の施設として、大規模災害発生に伴う帰宅困難時の「一時滞在施設」に指定されるなど、地域の安全・安心に対しても積極的に取り組んでいます。

各種訓練等の実施

東京国際フォーラムは、年間を通し従業員対象に、応急救護訓練、初期消火訓練、震災時初動対応訓練など各種訓練及び研修を実施し、非常事態発生時に的確な対応でお客様の安全を確保するため、能力の向上を図っています。また、関係機関との合同訓練等により非常事態発生時の連携・協力体制等の更なる強化を図っています。

  • 応急救護訓練

    応急救護訓練
  • 避難誘導訓練

    避難誘導訓練
  • 初期消火訓練

    初期消火訓練

丸の内消防署との合同訓練

東京国際フォーラムは丸の内消防署と合同消防訓練を実施しています。合同訓練の趣旨は、催事における延焼火災や集団負傷災害を想定し、公設消防隊(丸の内消防署消防隊)と東京国際フォーラム自衛消防隊の連携を訓練することです。災害発生時の初動措置、救助・応急救護・避難誘導、消防機関への報告・連携を重点項目とし、公設消防隊には空気ボンベや呼吸器の着用等フル装備で参加いただくなど、本番さながらの訓練が行われます。

丸の内消防署との合同訓練

丸の内パートナーシップ総合警備訓練

東京国際フォーラムも参画する「丸の内パートナーシップ」と警視庁丸の内警察署が合同で行う総合警備訓練が東京国際フォーラム・地上広場で行われています。
丸の内パートナーシップ参画の民間企業・団体、丸の内警察署、警視庁機動隊等約200人が参加する訓練では、警視庁と東京国際フォーラム警備隊による合同爆発物処理訓練、震災救出訓練、警備犬訓練デモンストレーションなど、本番さながらの訓練が行われます。

総合警備訓練

帰宅困難者対策訓練

東京国際フォーラムは、「一時滞在施設」として、施設の開設、帰宅困難者の受付・誘導、情報提供、備蓄品の配布等の訓練を、東京都が実施する総合訓練への参加や、当社単独訓練等で行っています。いざという時に、円滑・安全に一時滞在施設を開設・運営し、地域の皆様に貢献できるように努めています。

帰宅困難者対策訓練

優良防火対象物の指定

東京国際フォーラムは、東京都火災予防条例による「優良防火対象物認定制度」が導入された2006年から連続して「優良防火対象物」の認定を受けています。
「優良防火対象物」とは、防火対象物の関係者が行った防火安全対策の向上に係る積極的な取組み等について消防機関が審査及び検査を行い、防火安全性の高い優良な防火対象物として認定された建物のこと。認定期間は3年(2012年までは2年)ですが、認定期間終了前に再認定の申請を行い、その都度、消防機関から審査及び検査を受け、更新されています。

認定証

認定証

AED(自動体外式除細動器)の設置

現在では、多くの集客施設や駅、学校などに設置され、一般の方にも浸透しているAEDですが、どなたでも使えるように国の規制が緩和されたのは、2004年7月のこと。東京国際フォーラムでは、国の規制緩和を受け、ご来場者の安全対策の更なる強化を図るため、2004年12月に導入しました。現在、館内に15台のAEDを設置しています。

AED

設置場所

地震対策

計測震度計の設置

「震度5強」以上観測時には、お客様の不安解消及び場内混乱回避等、二次災害防止を目的として、全館に非常放送で大規模地震の発生をお知らせします。

計測震度計

緊急地震速報受信システムの設置

迅速な自衛防災活動に役立てるため、緊急地震速報受信システムを設置しています。

緊急地震速報受信システム

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