東京国際フォーラムとは

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首都東京の中心・丸の内に位置するコンベンション&アートセンター「東京国際フォーラム」は、大小8つのホール、31の会議室、ガラス棟、緑が清々しい地上広場、ショップ、レストラン、美術館などから構成され、年間約2千3百万人が行きかう都心型MICE施設です。個性豊かなホールや会議室等では、国際会議、式典、学会、展示会、コンサート、ミュージカル、ファッションショーなど、幅広いジャンルのイベントが年間約4千件開催され、様々な人々が集い、交流し、多様性に満ちた文化と情報を発信しています。

東京国際フォーラムは、建築物としても高く評価され、東京を代表するランドマークの一つになっています。シンボリックなガラスのアトリウム「ガラス棟」、館内随所に設置されたアートワークなど建物や施設にも見どころが多く、イベントの参加者だけでなく、ふらっとお立ち寄になられた方も含め、ご来館いただく全ての方にお楽しみいただける魅力に溢れています。

東京国際フォーラムの建物と施設について

建物について

日本初の国際建築家連合(UIA)公認国際コンペで選ばれたラファエル・ヴィニオリ設計による東京国際フォーラムは、建築物として高く評価され、東京を代表するランドマークの一つになっています。

建築物について

ガラス棟外観

施設概要

名称

東京国際フォーラム (英文名称:Tokyo International Forum)

所在地

東京都千代田区丸の内三丁目5番1号

敷地面積

約27,000㎡

延床面積

約145,000㎡

開館年月日

1997年1月10日

所有者

東京都

運営管理団体

株式会社東京国際フォーラム

設計者

ラファエル・ヴィニオリ(Rafael Viñoly) ≪国際設計競技当選者・米国≫

ホール等

【ホールA】劇場形式/座席数 :5,012席 (二層式:1階席3,025 2階席1,987)
【ホールB7】平土間形式/床面積:1,400㎡(2分割可:670㎡/670㎡)
【ホールB5】平土間形式/床面積:600㎡(2分割可:280㎡/300㎡)
【ホールC】劇場形式/座席数 :1,502席 (三層式:1階席739 2階席363 3階席400)
【ホールD7】平土間形式/床面積:340㎡(引き出し式収納席:100席/180席)
【ホールD5】平土間形式/床面積:285㎡
【ホールD1】平土間形式/床面積:137㎡
【ホールE】床面積:5,000㎡ (2分割可:3,000㎡/2,000㎡)
【会議室】Dブロック会議室(4・5階):3室 ガラス棟会議室(4~7階):31室(4~6階各階10室、7階1室)
【その他】ロビーギャラリー:800㎡  ラウンジ:224㎡

ガラス棟

【規模】全長:約207m 最大幅:約32m 高さ:約60m
【ガラス枚数】約3,600枚 (西側:約1,800枚  屋根:約1,000枚  東側:約800枚)
【ガラス大きさ】壁面:2.6mx2.5m  屋根:1.7mx1.9m

地上広場

【規模】面積:約9,700㎡
【植栽等】植栽:欅42本、桂15本
【その他】催事等利用スペース:A/約880㎡ B/約670㎡ C/約380㎡ D/約160㎡

駐車場・オートバイ駐車場

【利用時間等】地下3階/7:00~23:30(年中無休)
【収容台数】普通乗用車417台分(うち身障者用7台、電気自動車充電専用(急速充電)2台、電気自動車充電優先(普通充電)10台)、オートバイ10台分
※地下3階駐車場には東京都環境局にて電気自動車(EV)及びプラグインハイブリッド自動車(PHV)用充電設備を設置しています。利用方法等は東京都環境局ホームページをご確認ください。(外部サイトへ遷移します)

店鋪等

【カフェ・レストラン】12店舗(地下1階:6店舗 1階:5店舗 7階:1店舗)
【ショップ】3店舗
【サービス】2店舗

アートワーク

「ヘミスフィア・サークル」(リチャード・ロング)など134点(作家50名)

東京国際フォーラム誕生まで

敷地の歴史

東京国際フォーラムの建つ敷地は、江戸時代には大名の上屋敷が並ぶ大名小路と現在の馬場先通りの交点に位置し、土佐藩・阿波藩の上屋敷があった場所です。

丸の内一丁ロンドンと言われる周辺の開発と同時期1894年(明治27年)に東京府庁がこの地に移転して以来、1991年(平成3年)の都庁の新宿移転まで、約一世紀にわたり東京都庁舎が存在し、近・現代東京の行政の中心地であった場所です。
同時にこの場所は、周辺の大手町・丸の内・有楽町を含め現在に至るまで一貫して日本の経済、文化をリードする役割を担ってきた場所といえます。

東京国際フォーラムはこの場所に、総合的な文化活動の拠点としての機能、情報の交流と創造の拠点としての機能、国際交流の拠点としての機能という3つの機能を担う総合的な文化情報発信拠点として、1997年1月にオープンしました。

東京府庁舎写真

国立国会図書館ホームページより転載

東京国際フォーラム誕生までの経緯

この地に、東京国際フォーラムは、どのような経緯で誕生したのか。構想から開館までの歴史をご覧いただけます。

東京国際フォーラム誕生までの経緯

東京国際フォーラム誕生までの経緯

東京国際フォーラムの理念

東京国際フォーラムの経営理念とブランド

2003年4月、東京国際フォーラムの更なるサービスの向上やより一層の効率的運営により新たな飛躍を遂げることを目的として、株式会社東京国際フォーラムが設立されました。そして同年7月1日に、財団法人東京国際交流財団より株式会社東京国際フォーラムへ事業が譲渡され、本格的に稼働を開始しました。弊社は、民間経営手法の導入による「効率的で高収益・高サービスを実現する経営」「使いやすさ、心地よいサービスを、リーズナブルに提供する経営」が期待される一方、公共施設であるフォーラムを管理運営する中で、街づくりの核となり、社会に積極的に貢献することをも求められる、公共性の高い企業でもあります。
株式会社設立時に定めた以下の経営理念、経営指針は、現在まで弊社を貫く理念・指針となっています。

経営理念

東京国際フォーラム(Tokyo International Forum)は、リーディング・コンベンション&アートセンターとして、コミュニティ・東京・日本の魅力を高め、その魅力を世界に向けて発信する感動創造企業である。

経営指針

・TIFは、最高の品質とサービスを提供する、リーディング・コンベンション&アートセンターである。
・TIFは、東京の日本の「いま」がわかる、コンベンション&アートセンターのオンリ・ワン・ブランドを目指す。
・TIFは、競争と協調の精神で、東京の顔である「大手町・丸の内・有楽町地区」の魅力あるまちづくりの核として、地域社会に貢献していく。
・TIFは、東京の魅力、まちの賑わい、人々の感動に満ちた、情報発信の拠点である。
・TIFは、自らの感性を高め、お客様の気持ちを敏感にとらえ、喜びと満足をお客様と分かちあう。
・TIFは、透明性が高く、効率的で高収益、高付加価値を創造する経営を目指す。

ブランドターゲット

経営理念・経営指針に続き、東京国際フォーラムの存在意義や目指すところをさらに明確にするため、東京国際フォーラムの目標とするブランド像(ブランドターゲット)を次の言葉に集約しました。

「集いを歓びに」

東京国際フォーラムの施設を利用した人、施設を訪れた人、立ち寄った人が感動を味わう「場」を創ることを意味します。
東京国際フォーラムで開催してよかった、東京国際フォーラムで参加したイベントは素晴らしいものだった、と感じていただくこと、東京国際フォーラムに集まったすべてのお客様の「集いを歓びに」することを東京国際フォーラムが目指すことを、ステークホルダーの皆さまに約束した言葉です。

東京国際フォーラムのシンボルマーク

シンボルマークは総合的な文化情報施設としての東京国際フォーラムの機能を象徴し、円の中心に五大陸に由来する五つの地球を配置しています。東京国際フォーラムから世界に向けて、新しい文化や情報を発信し、活発に交流することを表現しています。
また色は「宇宙から見た青い地球の豊かさを感じさせ、デザインのもつグローバルな表現を最大限活かす」ことのできるブルー(指定色:DIC222)を用いています。

シンボルマークは1993年(平成5年)11月に発足した「東京国際フォーラム基本デザイン選考委員会」が実施したコンペにより選ばれた矢萩喜従郎氏(日本)の作品です。

シンボルマーク

東京国際フォーラムの取組み

安全・安心への取組み

東京国際フォーラムは、「安全・安心の確保は絶対的な使命」との認識のもと、事業を展開しています。

安全・安心への取組み

消防訓練

環境への取組み

東京国際フォーラムは、環境問題への取組みを経営の最重要課題のひとつと位置づけ、「持続可能な社会」の実現のため最大限の努力をしています。

環境への取組み

ガラス棟屋上緑地

バリアフリー

東京国際フォーラムは、訪れる全ての人々にとって利用しやすく親しみやすい施設であるよう、様々なバリアフリー設備等を整備しています。

バリアフリー情報

バリアフリー