東京国際フォーラムとは

東京国際フォーラムとは

首都東京の中心・丸の内に位置するコンベンション&アートセンター「東京国際フォーラム」は、大小8つのホール、34の会議室などからなる総合的な文化情報発信拠点です。個性豊かなホールや会議室等では、国際会議、式典、
学会、展示会、コンサート、ミュージカル、ファッションショーなど、幅広いジャンルのイベントが一年を通じて開催され、様々な人々が集い、交流し、多様性に満ちた文化と情報を発信しています。

東京国際フォーラムは、建築物としても高く評価され、東京を代表するランドマークの一つになっています。
シンボリックなガラスのアトリウム「ガラス棟」など建物や施設にも見どころが多く、イベントの参加者だけでなく、ふらっとお立ち寄になられた方も含め、ご来館いただく全ての方にお楽しみいただける魅力に溢れています。

  • この敷地の歴史
  • 東京国際フォーラム建設の経緯
  • 財団法人から株式会社へ
  • 新生東京国際フォーラムの経営理念とブランド
  • 東京国際フォーラムの主催事業(別ページ)

この敷地の歴史

この敷地の歴史

国立国会図書館ホームページより転載

東京国際フォーラムの建つ敷地は、江戸時代には大名の上屋敷が並ぶ大名小路と現在の馬場先通りの交点に位置し、土佐藩・阿波藩の上屋敷があった場所です。

丸の内一丁ロンドンと言われる周辺の開発と同時期1894年(明治27年)に東京府庁の移転以来、1991年(平成3年)の都庁の新宿移転まで、約一世紀にわたり東京都庁舎が存在し、近・現代東京の行政の中心地であった場所です。

同時にこの場所は、周辺の大手町・丸の内・有楽町を含め現在に至るまで一貫して日本の経済、文化をリードする役割を担ってきた場所といえます。

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東京国際フォーラム建設の経緯

シティ・ホールの具現化

現在の東京国際フォーラムは、細分化されていた旧都庁舎を建て替え、1997年1月に完成オープンいたしました。
建築の構想は鈴木俊一都政下、膨大な人口と巨大な機能を抱え、21世紀に対応していくにふさわしい新しい役割のシティ・ホールを、1985年(昭和60年)に「東京都シティ・ホール建設計画基本構想」という形で公表し、具現化を目指すことになりました。
この時、東京都は行政機能を新庁舎として副都心で成長が期待される新宿へ、文化・情報機能を集客性にすぐれる丸の内に建設することを選択しました。
東京国際フォーラムは、担うべき基本的機能として東京都が必要とするシティ・センターの機能のうち、

の3点を満たすべき与件として建設された建物です。

東京国際フォーラム建設に向けて

東京国際フォーラム建設に向けて

東京都提供

東京国際フォーラム建設に向けて

東京都提供

以上の東京国際フォーラム構想実現のためにかつてない新しい仕掛けで世界中から知恵を結集しました。それは設計の国際コンペです。建物の設計を国内初の国際建築家連合(UIA)公認の国際設計協議の形をとり、1989年に内外から多数の建築家の参加(50カ国、395件)の下、コンペを実施し、最優秀作品にはラファエル・ヴィニオリ氏(アメリカ)の作品が選ばれました。これが現在の東京国際フォーラムの原型となります。

ヴィニオリ氏の設計の高く評価された点は「要求されたプログラムに対し最もバランスのとれた案であり、機能的オーガニゼーションが最も明快であり、敷地のもつ特殊な条件を巧みに生かし、多様なパブリックスペースを提供することによって施設の様々な要求にこたえた非常に完成度の高さ」というものでしたが、現在この建物は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン建物全体は二つ星、ガラス棟は三つ星に指定され、世界中の人が注目する観光スポットとなっています。

東京国際フォーラムの建設地には、JR、営団地下鉄(現東京メトロ)、都営地下鉄や道路など都心の動脈である幹線路が密集し、立地としては最高の場所でしたが、前例のない構造、空調負荷、もたらされる振動と騒音の克服、都心の防災拠点としての機能追求・明快な建造物構成や動線計画が求められ、周辺インフラとの協議、幾重もの議論や調整、厳重な安全管理、最新の設計・工法などが駆使されました。そして1992年(平成4年)10月の着工から43ヶ月経て、1650億円の事業費をかけ、1996年(平成8年)5月に完成(竣工)、青島幸男知事の時代1997年(平成9年)1月に開館いたしました。

施設写真(フォトギャラリー)

東京国際フォーラムのシンボル  ガラス棟

東京国際フォーラムのシンボル  ガラス棟

東京国際フォーラムで最もシンボリックな建物であるガラス棟は全長約207m、地上高57.5m、最大幅約32mの巨大な舟形のアトリウム空間です。施設全体のロビー機能と31室の会議室、ラウンジやレストランを備えています。

使用されているガラスは壁面だけでも約2600枚。透明感のあるこの空間は地上1階から最上階の7階までスロープで一周でき、4階から6階部分の空中ブリッジで連結し、ホール棟と大きく二分された施設群を機能的にジョイントしています。 耐震性能も大震災発生時(最大速度振幅50cm/secを想定)に耐えることを想定して設計されており、火災発生時も巨大な空間を利した自然排煙ルートを設け、ガラス棟独自の放水設備を備えるなど備えも万全です。

類例のない巨大なガラス棟ロビーから、圧倒的なアトリウム空間を眺めるとき、世界都市東京の「ランドマーク」たらんとした、この時代の日本の勢いを感じさせる当時の代表的建築と言えるでしょう。

パノラマビュー

東京国際フォーラムのアートワーク

東京国際フォーラムのアートワーク

東京国際フォーラムの特徴の一つに建物の共用部や会議室の専用部に世界中から50作家134点のアートワークが収集・展示されています。まるでこの建物自体が美術館といっても過言ではない質と量です。

アートは全体の統一テーマである「多様性の舟」のもと、選定委員会から指定された専門委員篠田達夫とラファエル・ヴィニオリの熱意のもとに収集され現在も展示されています。

アートワーク

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財団法人から株式会社へ

開館当初の東京国際フォーラムの管理運営は財団法人東京国際交流財団(1994年【平成6年】9月1日設立)が担ってまいりましたが、時代は日本経済全体が低迷する厳しい時代に入り、1999年石原慎太郎知事が就任して以来本格的に都の監理団体の経営が見直されることになりました。
この中で東京国際フォーラムは都の監理団体下の民営化第一号の案件として、体制の大幅な見直しを行いました。

経営トップに鳥海巌元丸紅株式会社社長が就任し、民間の資本を導入し、株式会社化することで、コンベンションホールとしての経営効率の向上、サービスの向上、地域社会への貢献をより自主的に行うことで、新たな飛躍を遂げることを目的に、2003年(平成15年)4月4日株式会社東京国際フォーラムを設立し、同年7月1日に財団より東京国際フォーラムの事業譲渡を譲受され、本格的に稼働を開始いたしました。

この時に定めたのが以下の経営理念・方針・フォーラムのブランドです。

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東京国際フォーラムの経営理念とブランド

経営理念

東京国際フォーラム(Tokyo International Forum)はリーディング・コンベンション&アートセンターとして、コミュニティ・東京・日本の魅力を高め、その魅力を世界に向けて発信する感動創造企業である。

経営方針

東京国際フォーラムのブランドとは

東京国際フォーラムのブランドとは

東京国際フォーラムのブランドとは

東京国際フォーラムのブランドとは

またこの経営方針とともに、目指すべきブランドを構築することで東京国際フォーラムの存在意義、目指すところを明確に致しました。私どもフォーラムの目標とするブランド像(ブランドターゲット)を次の言葉に集約致しました。

「集いを歓びに」

これは、利用した人、訪れた人、立ち寄った人が感動を味わう「場」を創ることを意味しています。
どこでもないフォーラムで主催した催事だからよかった、フォーラムで参加したイベントはどこよりも素晴らしいものだったと感じていただくこと、フォーラムに集まったすべてのお客様の「集いを歓び」にすることをフォーラムが目指すことを、たくさんのステークホルダーの皆さまに約束させていただいた言葉です。

ブランドを実体あるものにするためにこれまでも、

「親しみやすい施設づくり」
館内サインの一新、開館時間の延長、ホール名称の一部変更、車いす用エレベーターの増設、授乳室の設置、など

「賑わいの創出」
ネオ屋台村の導入、大江戸骨董市相田みつを美術館の誘致、東京国際フォーラム主催事業の開催など

「地域、社会貢献」
東京の顔である「丸の内・大手町・有楽町地区」の魅力ある街づくりの核として、地域社会に貢献するため、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」や「丸の内キッズジャンボリー」をはじめとする東京国際フォーラム主催事業の開催や、都や地域と連携した共催・協力事業、などを実施してまいりましたが、今後もより東京国際フォーラムが地域、東京、日本そして世界から認められ、東京を代表する皆様に愛される施設になることを目指して、わたしたちは挑戦してまいります。

シンボルマーク

シンボルマーク

東京国際フォーラムが広く社会に対して発信すべきものを端的に表現すること、そして社会に対して認知していただくことをイメージしていただくために、シンボルマークがあります。

1993年(平成5年)5月に発足した「東京国際フォーラム基本デザイン選考委員会」開催によるコンペの結果、矢萩喜従郎氏(日本)の作品が選ばれました。
矢萩氏のデザインには総合的な文化情報施設としての東京国際フォーラムの機能を明確にするために、円の中に五大陸に由来する5つの地球が配置され、「東京国際フォーラムから世界に向けて、新しい文化や情報を発信し、活発に交流すること」が表現されています。

またカラーについては「宇宙から見た地球の豊さを感じさせ、デザインのもつグローバルな表現を最大限活かす」ことのできるブルー(指定色DIC222)が使われております。

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