《無題》  

朝比奈逸人

《無題》

パネルに油彩
169.0×218.5cm
1988
Aブロック1階階段脇壁面

朝比奈逸人

楕円形など変形画面をしばしば用いてきた朝比奈逸人の絵画は、曲線を主体とするその輪郭自体もひとつの図として機能し、直線で囲まれた従来の矩形キャンヴァスとは異なる臨場感によって、見る者と、それが展示される空間に対して新鮮な親和力を生みだす。朝比奈は、1980-90年代の日本の絵画において見るべき成果を上げつつある画家のひとりである。