《思考の水準#21》  

リッチモンド・バートン

《思考の水準#21》

キャンヴァスに油彩、木
217.3×152.7cm
1990
Dブロック4階ラウンジ

リッチモンド・バートン

リッチモンド・バートンが絵画に進む契機となったのは、建築家I・M・ペイの許でルーヴル美術館増築工事の図面制作に携わったことだった.バートンは美術の歴史を参照し、それら先達の芸術を解釈して受容する自己の思考過程そのものに絵画としての姿を与える。現代における抽象絵画をシステマティックに追究するバートンは、これまでの成果に加えて、今後の展開が期待される芸術家である。