《生命の樹》  

江口週

《生命の樹》

クス材
463.0×113.0×110.0cm
1995
Cブロック1階ロビー

江口週

江口週が木彫によって見せる確固とした造形力と喚起力には、彫刻の本源的な役割について考えさせるものがある。 横たわり、あるいはまた立ち上がる江口週の造形は、美術の同時代的な成果を踏まえつつ、日本的土着の精神性をそのエッセンスにまで純化し形象化したような、簡潔で堂々としたたたずまいが特徴的である。