《SAZARE(A)No.16》  

井田照一

《SAZARE(A)No.16》

和紙にエッチング
77.5×74.0cm
1993
A.P.
Gブロック5階会議室 G503

井田照一

版画、絵画、彫刻、陶芸などさまざまな表現媒体にわたって特異な世界をつくり出す井田照一の基本的な関心は、「もの」と「もの」との接するところにあり,制作の実際的手法から作品構成の考え方、さらには彼の造形を支える精神的な出発点までにその関心は敷衍される。 たとえば版画では、雁皮紙の両面に刷ることによって彼は「表画 」の意味を問い直し、同時に複雑で繊細な画面が実現されるのである。