《命のやどり木》  

草間彌生

《命のやどり木》

紙にコラージュ、墨、インク、パステル
54.5×39.5cm
1975
Gブロック5階会議室 G506

草間彌生

幼少時より内的衝動に導かれて、網目パターンなど「自己増殖」のイメージが横溢する絵画や彫刻を制作してきた草間彌生の芸術世界は、時代的美術動向ではなく、あくまでも彼女自身の情動に根差す展開をしてきた。 草間彌生は国際的な活動も長く、戦後から今日にいたる日本の美術を語るうえで欠くことのできない芸術家である。「第45回ヴェネツィア・ビエンアーレ」(1993)には日本代表として出品した。