《ミラノにて#3》  

李禹煥(リ・ウーファン)

《ミラノにて#3》

紙にリトグラフ、ドライポイント
90.0×150.0cm
1992
ed.11/50
Gブロック6階会議室 G610

李禹煥(リ・ウーファン)

1960年代末から70年代にかけての日本における美術動向〈もの派〉にとって、李禹煥は制作と理論的意味づけの双方における中心的な
存在であった。李は、素材にあまり手を加えずに組み合わせることで生じる「関係」を見せる立体作品や、キャンヴァスに長短の筆跡を置く絵画で後進にも大きな影響を与え続け、その芸術は今日にいたるまで洗練の度を加えつつ展開している。