《ミラー(トルソ)》  

イサム・ノグチ

《ミラー(トルソ)》

ブロンズ
243.0×90.0×54.0cm
1994/95
ed.5/6
この作品の原型はマーサ・グラハム舞踊団の「ヘロディアド」のための舞台装置のひとつとして1944年に合板で制作されたもので、これはマーサ・グラハムとイサム・ノグチの生前の約束に基づき、イサム・ノグチ財団の監督のもとにブロンズ鋳造された1点。
Cブロック2階ロビー

イサム・ノグチ

日本人の父とアメリカ人の母の下に生まれたノグチは、日本と西洋、具象と抽象を自在に往来して、 彫刻のみならず、環境デザインや造園のほか照明器具など造形芸術において大きな業績を残し後進に影響を与え続けた、今世紀を代表する彫刻家のひとりである。その芸術は力強さと人間に対するやさしさに満ち、 彫刻に接する喜びと醍醐味とを味わわせてくれる。