《無題95-15》  

辰野登恵子

《無題95-15》

キャンヴァスに油彩
194.0×194.0cm
1995-96
この作品は依頼により東京国際フォーラムのために制作されたもの。
Cブロック1階エスカレーター脇壁面

辰野登恵子

辰野登恵子は、1970年代には格子や平行線など線描を主体としたモノクロームに近い絵画を制作していた。 80年代に入ると、画面は豊かな色彩と装飾的な文様状の形で構成されるようになり、さらにその後画面には明らかな奥行きの感覚が導入されて、 辰野の絵画は鮮やかな色彩とともに見る者を誘いこむ空間的な豊かさを展開してきた。辰野は今日の日本を代表する画家のひとりと言えよう。