ラ・フォル・ジュルネ TOKYO

     

2005年、東京国際フォーラムは、フランス西部の都市ナントで生まれた画期的な音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」を、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭(現「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」/以下LFJ)として日本で初めて開催しました。初年度にして総来場者数32万人を記録。以来2019年までの計15回の来場者数は約866万人にのぼり、日本最大級の音楽祭に成長しました。
ラ・フォル・ジュルネの名称は、ボーマルシェの戯曲「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)、あるいはフィガロの結婚」に由来します。1784年に発表され、モーツァルトもオペラの元にしたこの戯曲は、当時の価値観を覆す革命的なものであり、フランス革命の導火線になったともいわれます。
東京国際フォーラムもまた、芸術監督ルネ・マルタンとともに、従来型のクラシック・コンサートの常識を超えた数々のアイデアにより、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆の開拓に取組んできました。
また、東京国際フォーラムから音楽が溢れ出るように、地域と連携しエリアコンサートやエリアイベントを展開する等、LFJは地域と一体となった音楽祭として、魅力あるまちづくりに貢献するよう努めてまいりました。今日では、LFJは東京のゴールデンウィークの風物詩として定着するまでになりました。
LFJ15周年を迎える2020年、「ベートーヴェン」をテーマとして開催するべく準備を進めておりましたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、残念ながら中止となり、その後も国内外の感染再拡大により開催を暫時見合わせておりました。
しかしながら、約3年にもおよんだコロナ禍という未曽有の事態においても、多くのお客様からLFJ復活を望むお声をいただいたことに加え、初開催の2005年から本音楽祭を支えてくださった皆様の温かいご支援によって、2023年5月、4年ぶりにLFJを再び開催することができました。
ご来場いただきましたお客様、ご協力いただきました関係者の方々に心より御礼申し上げます。

  

LFJの基本方針

クラシック音楽の裾野を広げ、その素晴らしさを老若男女あらゆる人々で分かち合い民主化する。

世界各地で活躍する音楽家たちとの交流を通じ、国、地域を越えて、諸外国と日本の文化交流を促進する。

コミュニティ、東京、日本の魅力を高め、その魅力を世界に向けて発信するとともにアジアを始めとして各国からの観光客を東京に誘致する。

子どもたちに、クラシック音楽の素晴らしさと感動を伝え、未来を担う彼らの健全な育成を図る。

東京国際フォーラムと大手町・丸の内・有楽町地区の企業、人びとが連携し、音楽祭としての祝祭感を高め、エリアとして魅力あるまちづくりに貢献する。

ラ・フォル・ジュルネのコンセプトを認識し、常に質の高い音楽を提供する。


  

LFJの6つの魅力

毎年異なる斬新なテーマ展開。

毎回出演アーティストは2,000人以上、300以上のコンサートを開催。

1公演は約45分、朝から晩までコンサートをハシゴして音楽三昧。

国内外の一流の演奏を1,500円からの低料金でご提供。

赤ちゃんからクラシック通までピクニック気分で楽しめる。

エリアコンサート等無料イベントも充実!街中が音楽に包まれる。



開催時期:毎年ゴールデンウィーク

公式ウェブサイト

東京国際フォーラム主催事業
へ戻る