4つの重点分野の
取り組みについて
東京国際フォーラムは、環境・地域貢献・安全安心・ガバナンスの視点から企業活動を通じて主要課題に取組むことで、SDGs達成に貢献していきます。
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環境
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地域貢献
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安全安心
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ガバナンス
環境
- CO2排出削減
- 省エネルギー
- 資源の有効活用
脱炭素・循環型社会を目指して
- 東京水 まちなか水飲栓の設置
- 太陽熱集熱システム
- 太陽光発電システム
- 照明・空調設備などの省エネルギー化
- エネルギー管理システム(Energy Management System)
- 生ゴミリサイクル
地域貢献
- 地域活性化
- 社会貢献
- コミュニケーション
互いに高め合い、共に成長する、
パートナーを目指して
- 主催・共催事業の開催
- 大丸有SDGs ACT5への加盟
- 千代田区における各種社会活動への積極的な参加
- 外国人観光案内窓口
安全安心
- 安全安心な館の運営
- 危機管理体制整備
- 感染症対策
持続可能な社会づくりに貢献できる
企業を目指して
- バリアフリー設備の充実化
- TOKYO 2020アクセシビリティガイドラインへの対応
- 一時滞在施設としての帰宅困難者受入環境整備
- 自衛消防隊の組織と定期的な訓練の実施
- 浸水(ゲリラ豪雨)対策の推進
ガバナンス
- コンプライアンス
- 就業環境の整備・人材育成
働く喜びを感じられる
職場づくりを目指して
- コンプライアンス憲章等の制定と遵守
- 多様で柔軟な働き方に向けた制度の導入
- 健康に配慮した就業環境の確保
- ダイバーシティー・多様性の確保
東京水 まちなか水飲栓の設置
全国初となる屋外型ボトルディスペンサー式水飲栓の地上広場設置に協力。冷たい水道水を無料でマイボトル等に給水できる東京水は観光客にも人気です。
千代田区コミュニティサイクル「ちよくる」ポート設置
千代田区コミュニティサイクル「ちよくる」に協力し、自転車貸出・返却拠点を敷地内2か所に設置しています。地域内のサイクルポートのどこでも自転車を借りることができ、返却することができるシステムです。
環境対応車に対する駐車場料金優遇措置
エコカー減税により自動車重量税が100%免除の車種については月極駐車料金を優遇しています。
太陽熱集熱システム
ホール棟屋上に、太陽熱で水を温める真空ガラス管型太陽熱集熱機を設置しています。作られた温水は、館内の洗面所やシャワー、店舗厨房への給湯に使用しています。
集熱面積400㎡、集熱温度85度。これは、バスタブ500杯の水を沸かし、40度にする時の熱量に相当します。
太陽光発電システム
ホール棟屋上に、太陽光発電パネルを設置しています。発電した電力は、交流に変換し、館内で利用しています。パネル面積600㎡、発電容量93kW。これは、一般家庭約50軒分の電気使用量に相当します。
照明・空調設備などの省エネルギー化
館内の照明設備について、長寿命で消費電力が少ないLED照明に交換しています。空調設備についても、永久磁石モータを使用した送風機や外気の取入れ量を最適化する運転システムの導入により、省エネルギー化を図っています。
エネルギー管理システム(Energy Management System)
省エネルギー化を進めるため、エネルギー管理システムを活用し、空調はじめ館内設備について無駄の無い運転を行っています。
排水再利用システム
館内の洗面所や店舗の厨房から出る雑排水や敷地内に降った雨水は、生物処理や膜分離処理を行う排水再利用設備を通じて、トイレ洗浄水や植栽への散水、ガラス棟屋根の融雪用水などに利用しています。
こうした排水再利用の割合は、約9割にも上ります。
生ゴミリサイクル
館内で排出されるゴミは、分別を徹底し、リサイクル率の向上に努めています。
また、店舗やケータリングサービスから排出される生ゴミは、電気エネルギーに生まれ変わります。収集された生ゴミは、大田区にあるリサイクル工場で、メタン発酵によりバイオガスになり、さらにコージェネレーションシステムにより電気エネルギーになります。生み出された電気の多くは、リサイクル工場周辺の地域で活用されています。
修繕・改修工事における「エコマーク商品」の採用
施設の修繕に際しては、エコマーク商品など、生産から廃棄までのライフサイクル全体を通して環境負荷が小さい資材を積極的に採用し、環境負荷低減に取り組んでいます。
主催・共催事業の開催
赤ちゃんから大人まで幅広い層が楽しめるクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」は、2005年の初開催以来、過去15回で延べ866万人の来場者を迎え、クラシック音楽の裾野拡大、地域の賑わい創出と魅力あるまちづくりに貢献しています。
その他、日本の文化伝統の紹介・体験型イベントである「J-Culture Fest」、東京の食の魅力発信を目的とした「東京味わいフェスタ」など、文化の創造と発信の拠点として、都民や社会へ貢献する共催事業を積極的に展開しています。
大丸有SDGs ACT5への加盟
大手町、丸の内、有楽町の大丸有エリアを起点とし、企業間連携によるSDGs達成に向けた活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」実行委員会に2022年度より加盟いたしました。「環境」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」等をテーマに展開される多様なプログラムへの参画を通じて、地域企業連携によるSDGs達成に貢献していきます。
千代田区における各種社会活動への積極的な参加
丸の内消防団(災害支援・消防訓練等)、大丸有キラピカ作戦、防災隣組等の活動に参加しています。
外国人観光案内窓口
地域のランドマーク施設として、東京都外国人案内所、JNTO外国人案内所(パートナー施設の役割を果たします。
バリアフリー設備の充実化
車いすでもご利用いただけるエレベーター、車いす利用者専用駐車スペース、座席スペース、視覚障害の方のための誘導ブロック、触地図、音声ガイドシステム、誘導鈴スピーカー、ユニバーサルベッド、オストメイト対応トイレなどを設置しています。
難聴者用補助設備
各ホールに設置の難聴者用誘導ループアンテナを使用した音声補助を行います。対応の補聴器貸出等にも無料で対応しています。
TOKYO 2020アクセシビリティガイドラインへの対応
ホールA、Cの客席通路に転倒防止用の手すりを設置しています。また、館内全ての多機能トイレを更新、一部にはオストメイト対応設備や介護用ベッドを設置しました。また、防災設備の設置場所には、外国語やピクトグラムを併記するなど、バリアフリー化にも取り組んでいます。
一時滞在施設としての帰宅困難者受入環境整備
東京都や所管消防署、警察署、周辺地域と連携し、一時滞在施設開設訓練の実施や各種災害用備蓄品の管理を行っています。
自衛消防隊の組織と定期的な訓練の実施
・社員、常駐協力会社、テナント勤務者で編成するオールTIFの自衛消防隊を組織。定期的に訓練を行い、館内での有事発生の際に機動的に対応できるよう備えています。
・丸の内消防署管内の事業所を対象に行われる自衛消防隊審査会に参加しています。
・丸の内警察署等関係機関と協力し、テロ対策訓練(不審物、不審者対応)等を実施しています。
浸水(ゲリラ豪雨)対策の推進
地下3階における浸水被害の防止に向け、変電室等への止水板、雨水配管の逆流防止装置の設置をはじめ、浸水対策マンホールへの変更、雨水貯留設備の設置などに取り組んでいます。
感染症対策に配慮したサービスや備品の提供
・感染症対策貸出備品をご用意いたします。
例:アクリルパネル、検温器、足元サイン等
・催事開催時における各種感染症対策に取り組みます。
例:マスクの着用、検温の徹底。食器、テーブル等の消毒。1人前ずつ食事提供。マイク、映像機材、客席等の拭上げ
コンプライアンス憲章等の制定と遵守
企業の社会的責任と公共的使命を自覚し、①コンプライアンス憲章②行動憲章③倫理行動基準を遵守します。
多様で柔軟な働き方に向けた制度の導入
テレワーク、時差出勤制度の導入、介護、育児のための規定整備、男性の育休取得促進に取り組みます。
健康に配慮した就業環境の確保
時間外労働の短縮に伴う長時間労働の削減、適切な休暇取得の促進、法定健診を上回る健康診断制度の拡充と健診結果に基づく適切な産業医面談の実施、ハラスメント防止のための制度整備を推進します。
ダイバーシティー・多様性の確保
・シニア人材の活用、障害者雇用促進法や高年齢者雇用安定法などの雇用法遵守、採用・昇進などの場面で障害の有無や国籍の違いで差別をしない評価基準の策定、女性管理職の積極的な登用、差別のない公正な採用を推進していきます。
経営理念とSDGs
東京国際フォーラムは、経営理念「感動創造企業」の実践を通じて企業価値の向上を目指しながら、
持続可能な開発目標の世界的な取り組みである「SDGs」に貢献し、社会的な課題の解決を図っていきます。
経営理念
「感動創造企業」の実践
経営指針
- リーディング・
コンベンション
&アートセンター - 東京と日本の
「いま」が
わかる
オンリーワン
ブランド - 喜びと満足を
お客様と分かち合う - 魅力あるまちづくり
の核として
地域社会に貢献 - 高い透明性と
高付加価値を創造 - 情報発信拠点
社員行動指針
「感動への第1歩」
挑戦・サービス精神・コミュニケーション・クリーンな環境・ルールの遵守
推進体制
「SDGs推進委員会」を中心に、取締役会と連携し、
サステナビリティ・ビジョンに基づいた計画の策定や
各案件の進捗共有などのモニタリング、
課題や問題点の検証を行います。